デスマッチ。
皆さんご機嫌いかがでしょうか?
はい、デスマッチです。物騒なワードですが平たく言うとプロレスの試合を観てまいりました。
場所は横浜文化体育館。
団体は『大日本プロレス』の興行でした。
大日本プロレスがどういった団体なのかはググって頂くとして、今までプロレスも新日本や総合格闘技もUFCといった大型の興行しか生で観戦したことがなかった僕にとって今回のデスマッチは初体験となりました。
会場前に停車中の設営機材を運搬する団体トラック。デスマッチという単語には似つかわしくない可愛らしいマスコットが描かれています。隣はちゃんこ鍋や焼きソバの売店。入場口前にはファンの方々がたむろってプロレス談義に花を咲かせておりました。
余計なお世話でしょうけど、こういった場所で見かける人達の浮世離れした雰囲気半端無い。平日にネクタイしめて、作業服着て真面目に働いてる姿が想像出来ない。僕も含めてですが。
入場するとなんかいました。
トラックに描かれていたマスコットくんですね。名前はまぁ、興味ある方はググってください。
なんやかんやで試合も始まり、場外乱闘からの2階席ダイブや
別の試合ではコテコテのストロングスタイルな展開だったり
街の電気屋かっつーぐらい蛍光灯を用意したメインイベント等々でした。
目玉のデスマッチの内容なんですが血みどろが苦手な方もいらっしゃると思うので画像ではなく、箇条書きにていくつかの攻撃方法を紹介させて頂きます。
・蛍光灯で頭部や背中を殴打
・竹串の束をおでこや頭頂部に刺す
・フォークをおでこに刺す
・無数のフォークを剣山に見立てその上に叩きつける
・無数の五寸釘を剣山に見立てその上に叩きつける
・鎌やハサミでおでこをえぐる
・小型ノコギリで背中を裂く
ざっとこんな感じで凶器を使用して試合を行っていました。また凶器以外にも脚立やテーブルを用いたエグい攻撃も多数ありまして、正直なところ興奮した僕は写真撮影をすっかり忘れていました。
えらいテカってんな。
会場内の物販ブースには試合を終えた選手達が血だらけで売り子をしていました。その選手達に声をかけるファンの方々。凄惨なデスマッチの後ですが選手もファンも皆笑顔だったのがとても印象に残っています。
振り返れば会場の客層も親子連れや年配の方もいて、興行というよりは地元のお祭りに近い雰囲気。それが残念というわけではなく、大型の興行よりもコミュニティ感溢れる部分にデスマッチであろうとストロングスタイルであろうと、数多のプロレス団体とファンが長年紡いできた文化的側面を垣間見た気がしました。
そして何よりも、やっぱりプロレス面白い。
皆さんもデスマッチいかがですか?
ではまた。